上伊那郡南箕輪村でミサワホーム住宅にて行った屋根カバー工事の完成後出来栄え
2025.05.17
みなさま、こんにちは！街の屋根やさん飯田・伊那店です！ 前回のブログでは、上伊那郡南箕輪村のミサワホーム住宅にて実施している屋根カバー工事の棟板金設置の様子をお伝えいたしました。 今回は、これまで行ってきた屋根カバー工事の完成後の出来栄えについてご紹介したいと思います。 屋根カバ…
飯田市 劣化して苔やカビが発生していたスレート屋根にカバー工法工事を施工
苔やカビがしっかり付着していたので、塗装やさんなど何社にも声をかけられていたそうです。あまりにも声をかけられるのでずっと気にしていたという施主様。そこで、弊社にも「見てほしい」とお声がけいただきました。
屋根カバー工事,雨樋交換,その他塗装,屋根塗装,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根カバー工事,雨樋交換,その他塗装,屋根塗装,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間
- 約1か月
- 使用材料
- 【屋根カバー】SGL鋼板(ブラック)【トタン屋根塗装】シャネツトップワン(チャコール)【木部】ニューボンデン
- 施工内容その他
- 温水パネル撤去,テレビアンテナ撤去,木部塗装
- 工事費用
- お問合せ下さい
そこで、10年を目安に塗装によるメンテナンスが必要になってきます。
スレート屋根自体の耐用年数が20～30年程度と言われています。
築後、一度も塗装によるメンテナンスをせず年月が経ってしまった場合は、屋根材が傷んでいる可能性が高いです。
カバー工法にするか、葺き替えるか、塗装にするかは、専門の業者さんとよく相談してみてくださいね！
さらによく見ると、屋根材と屋根材の間に隙間があるのがお判りになりますでしょうか？
これは塗膜が劣化して防水機能が落ちてしまった結果、セメントが原料になっている屋根材は水分を吸収してしまいます。
そして紫外線にさらされて乾き、また水分を吸収し・・・という事を繰り返し、屋根材自体が反りかえってしまうのです。
こうした屋根材の反りがひどくなると、ヒビが入り、欠けたり割れたりという症状が起こってきます。
実際、こちらの屋根には、残念ながら既に欠けている個所が確認できました。
今回はカバー工法工事にて対応することになりました。
他にもトタン屋根の部分が少しありましたので、そちらは塗装で対応しました。
実際、こちらの屋根には、残念ながら既に欠けている個所が確認できました。
今回はカバー工法工事にて対応することになりました。
他にもトタン屋根の部分が少しありましたので、そちらは塗装で対応しました。
木製の鼻隠しも塗膜が劣化していて、屋根同様になかなか「このままで良いです」とは言えない状態でした。
こちらも年季が入った木柱です。
木部で心配なのは白アリなんです。
塗膜が劣化してその機能を失ってしまうとすぐに狙われてしまいます。
家の中に木部があるという方は、3～5年を目安にメンテナンスをしてあげてくださいね。
今回はこうした木部は塗装し、雨樋は交換することになりました。
木部で心配なのは白アリなんです。
塗膜が劣化してその機能を失ってしまうとすぐに狙われてしまいます。
家の中に木部があるという方は、3～5年を目安にメンテナンスをしてあげてくださいね。
今回はこうした木部は塗装し、雨樋は交換することになりました。
足場屋さんが事前に足場用の図面を描いてくれて、当日はその図面に沿って足場が組み立てられていきます。
ということで、このお宅ではまずソーラーパネルやテレビアンテナを撤去することになります。
ソーラーパネルは20～30年が寿命だと言われていて、近年その廃棄について問題提起もされていますね。
今回は弊社でも専門の業者さんに依頼しています。
棟板金を外すと「貫板」という板があります。
今回も、一部貫板が腐食してしまっていました。
万が一、屋根材の下に水が入り込んでしまったときに二次防水の役割を担う「防水シート」を施工する工程です。
このルーフィングシートにも実は様々な種類があります。
見えないところにこそ、きちんとした材料を使いたいものです。
ルーフィングシートが設置出来たら、軒先に役物を取り付けます。
これを「唐草」と言います。
日本の瓦屋根の軒先に唐草模様をつけた瓦を配していたことから、その名残で軒先の役物を「唐草」と呼んでいるそうです。
これを「唐草」と言います。
日本の瓦屋根の軒先に唐草模様をつけた瓦を配していたことから、その名残で軒先の役物を「唐草」と呼んでいるそうです。
ここは文字通り「谷」で、雨水が集まるところです。集まってきた雨水はここから雨樋に向かいます。
雨水や雪解け水などが集まる場所なので、屋根の中では傷みやすく、雨漏りの原因となる場合もあります。
棟と同様に、点検しておきたい箇所です。
ガルバリウム鋼板の3倍の耐食性があるともいわれている優れものです。
屋根の形状に合わせ、職人が1枚ずつ丁寧に葺いていきます。
隅棟は専用の工具を使い返しをつけてから貫板を設置し、棟板金を取り付けます。
屋根裏に湿気や熱がこもらないように換気する大事な場所です。
違う部材が接するこういった場所も、きちっと施工していないと雨漏りの原因になりやすい場所です。
ここにも貫板を設置し、雨押え板金を施工します。
屋根の輪郭がはっきりして、すっきりしました。
弊社では工事後の定期点検も行っております。
是非今後の生活も、安心して過ごしていただきたいと思います。
気になっている場所があれば、是非早目にご相談ください！
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