2024.11.22
みなさま、こんにちは!街の屋根やさん飯田・伊那店です!駒ヶ根市赤穂H様邸にて、塗りなおしを重ねて塗膜が剥がれた金属屋根、歪んだ雨樋とベランダ付近からの雨漏りが気になるという事でご相談頂き、無料点検に伺ってきました。ベランダ付近からの雨漏りについては、長年続いているとの事で、H様は…
築45年程のお宅で、過去2回ほど塗装を行ってきたそうですが、軒天も傷んできてしまい、カバー工法の見積もりをしてほしいとご相談がありました。状態を見せて頂き、お話を進めるうち、外壁の塗装も一緒に行うことになりました。
飯田市内で行ったカバー工法工事のご紹介
です。
築45年のコロニアル屋根で、塗装もしたけれど軒天にしみが出るようになってしまった・・・と、お問い合わせいただきました。
メールによるお問合せでしたが、その文面から、色々と調べて悩んでいらっしゃるのかなと
推察できました。
すぐにお伺いして現地調査をさせていただきましたので、その様子からお伝えします。
まず、施主様が気にされていた屋根の様子です。
一般的にコロニアル屋根の寿命(2000年以前に製造されたもの)は30~40年とされています。
さらに、築35年以上経過すると雨漏りのリスクがぐっと高くなると言われています。
これまでに2回ほど塗装をしてメンテナンスをされてきたとのことでしたが、築45年というと、その寿命とされる年数をとっくに超えています。頑張りました!
下屋根を詳しく見せてもらうと、あちこちに欠けや割れが確認できます。
さらに見せてもらうと・・・
この穴の開いていた下の軒天、腐食してしまっています。
建ててから一度もメンテナンスをしていないという外壁の状態も一緒に見せて頂きました。
まず足場を組み立てます。
カバーをする前に、棟や雪止めなどの板金をすべて撤去し、屋根をフラットな状態にします。
次に、軒先などに「唐草」という役物を設置します。
フラットにした屋根に防水シートを施工します。
穴が空いていた箇所はしっかりと補修しました!
新規屋根材は「SGL鋼板」を使用しました。
最初に谷板金から施工します。
隅棟の部分は、棟の形状に合わせて切り落とし、専用の工具で返しを付けて加工していきます。
雪止め金具も屋根材に合わせて、新しいものを設置します。
棟の部分には、まず貫板と呼ばれる木下地を取り付けます。
屋根と壁の取り合い部分に取り付ける部位を「雨押え」や「雨仕舞」と言います。
雨樋を取り付けている板を「鼻隠し」と言います。
鼻隠しがすっきりときれいになったところで、雨樋も新しいものを取り付けました。
カバー工法完成です!
シミが出ていたり、腐食していた軒天も全て補修しました。
外壁塗装の前に、きれいに洗浄します。
洗浄後、十分に乾燥したら、養生作業を行います。
軒天から塗装していきます。
下塗りに使ったのはアステックペイント社の「エピテックフィラーAE」です。
下塗りの後は、上塗りを2回行います。
上塗り2回目です。
屋根も外壁もすっかり美しくなって完成です。街の屋根やさんご紹介
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