期待耐用年数が30年以上ともいわれる高耐久なエスジーエル鋼板で、カバー工事を行い、雨漏りの心配のない安心で安全な屋根に生まれ変わりました🏠✨

無料の調査を行いました！

S様邸のコロニアル屋根は、全体的に色あせが進行している様子が伺えました。色あせの他に、ひび割れや反り、浮きが見られるなど、経年劣化による激しいダメージが確認できました。コロニアル本体の防水機能が低下し、雨水を吸い込むようになると、このようなひび割れや反りの症状に繋がってい行きます。

経年劣化により保護機能が衰えると、色褪せ・ひび割れや反りの他に苔やカビが発生することがあります。S様邸コロニアル屋根においても、しっかりと苔やカビが発生していることから、防水機能の低下が伺えます。

屋根本体以外に、軒樋が変形してしまっている部分が見られました。積雪の影響など経年劣化による影響と思われます。

軒樋だけではなく、各所雨樋の経年劣化は、雨漏りに繋がってしまうような雨水の排出不良を引き起こしかねません。雨水が、スムーズに流れるような適切な勾配を確保できるように、雨樋のメンテナンスもとても大切です！

無料の調査結果から…

ひび割れ、反りなどの経年劣化に加え、苔やカビの発生が確認され、コロニアル屋根の防水性はかなり衰えていることが推測されました。このような状態を放置すると、いずれは下地まで傷めてしまうかもしれません。

そこで、既存のコロニアル屋根の上に防水シートを敷き、その上から金属屋根材を葺いて仕上げるカバー工法のメンテナンスをご提案しました！

工事着工

足場の組立

屋根カバー工法メンテナンス工事は、まず足場の組立から始めます。足場の設置により、屋根までスムーズな移動が可能となり、作業員が効率よく作業を行うことにより、品質の向上にもつながります。

高圧洗浄作業

足場の組立完了後、高圧洗浄機を使用して屋根上の洗浄を行います。コロニアル屋根の、長年積み重なって溜まった汚れや苔、カビなどをきれいに洗い流します。

雨樋に溜まっていた大量の落ち葉も取り除きました。雨樋に落ち葉が溜まりやすい環境にお家がある場合、落ち葉除けネットを設置するのもお勧めです😉

雪止め金具撤去と水切り板金設置

防水シート敷設に備えて平坦な屋根面を確保するために、グラインダーなどの工具を使い、すべての雪止め金具を切断・撤去します。

次に、屋根の軒先には、水切り板金を設置していきます。

防水シート敷設

防水シートを敷設していきます。今回使用するのは、セーレン社の非アスファルト系の防水シート「ルーフラミテクトEX」という防水シートです。

「ルーフラミテクトEX」は、独自の技術により、アスファルトを使用せず、特殊ポリマーを用いることで、強力な止水性を発揮しつつ、軽量化を実現していることが特徴です。

防水シートは、軒先から敷きはじめ既定の幅を重ねながら棟へ向けて敷いていきます。

屋根材が破損することがあっても、防水シートが正常に機能している限り、屋根の雨漏りは、基本的には起こりません。防水シートは、正しい施工と性能の高さが雨漏り対策にとても有利なのです！

エスジーエル鋼板　本体葺き

今回、用いた金属屋根は、日鉄鋼板のエスジーエル鋼板屋根「耐摩カラーSGL」です。

エスジーエル鋼板とは、通常のガルバリウム鋼板にマグネシウムを添加してメッキ層を強化することで、ガルバリウム鋼板の3倍を超える耐食性が期待できるという素材です。

そして、「耐摩カラーSGL」は、このエスジーエル鋼板に特殊ガラス繊維強化塗装が施されており、その相乗効果で、きわめて高い耐久性を実現します

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「耐摩カラーSGL」は、軒先から棟にむかって、必要に応じて板金ハサミなどでカットしながら葺き上げていきます。屋根材の上下をかみ合わせ、釘でしっかりと留め付けることで、強風時にも影響を受けることはありません。

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エスジーエル（SGL）鋼板とは？次世代ガルバリウム鋼板ってなに？

棟板金　施工

大棟や隅棟に木製の下地（貫板）を取り付けた後、棟板金を被せ、下地に向けてビスでしっかりと固定していきます。

換気棟　施工

S様邸では、大棟には換気棟を取付けました。換気棟とは、開口が設けられた屋根の頂上部に設置し、小屋裏と外部との通気性を確保する屋根部材です。

換気棟を設置すると、小屋裏に溜まりやすい熱気や湿気などを外部へと排出することが可能となり、さまざまな効果が得られるようになります。湿気の影響で生じる腐れやカビの発生を防げるようになるので、屋根構造の長寿命化にも効果的です。

雨押え板金施工

下屋根と外壁の取り合い部には、雨押え板金を施工します。雨や風などの影響を受けやすく、雨漏りのトラブルも多いので、より慎重に施工を行います。下地にステンレスビスでしっかりと留め付け、部材どうしの隙間のコーキング充填など、防水処理を徹底します。

雨樋交換工事（落ち葉除けネット設置）

雨樋を固定するための吊具を鼻隠しに取り付けていきます。今回、S様邸では、積雪や強風などの影響を受けてもたわみが生じにくい、高強度タイプのポリカーボネート製の吊具を設置しました。

吊具は、雨水が落とし口（集水器）までスムーズに流れていくように、適切な勾配をつけて設置していきます。

新しい軒樋を吊具へ引っ掛けるように取り付けます。軒樋どうしの接合部は、「軒継手」と呼ばれる専用部材を使ってつなぎ合わていきます。

軒樋には落ち葉除けネットを設置します。

落ち葉除けネットは、落ち葉やゴミが軒樋にたまって生じる詰まりを防止するためのアイテムです。軒樋の大きさに合わせて落ち葉除けネットを丸め、針金などを用いて吊具と固定します。

屋根カバー工事が完成しました🏠✨
エスジーエル鋼板屋根など、高性能な屋根材を採用しておくと、メンテナンス周期を長く設定することが可能となり、長期的なコストパフォーマンスも有利になりおすすめです！

この施工事例のブログはこちら▼
・飯田市の住宅にてコロニアル屋根の色あせやひび割れ、苔などの劣化を確認した現場調査
・飯田市にて行う住宅屋根カバー工法メンテナンスの足場設置と施工前の状況確認
・飯田市で劣化が進んだスレート屋根への高圧洗浄と落ち葉がたまっていた雨樋の清掃
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・飯田市の屋根カバー工事、エスジーエル鋼板屋根「耐摩カラーSGL」を用いた本体葺き工程
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・飯田市にて大きく変形していた雨樋の交換工事と雨樋落ち葉除けネットの設置の様子

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