屋根塗装工事シリーズ⑤番外編~養生の役割と工事をする際に気を付けたいこと編~
いつもご覧いただきありがとうございます。今回は養生の
役割と作業時の注意点などをご紹介します。
塗装工事をする際に必要な養生作業。これってなんの役割があるのでしょうか??
実際工事するにあたって、お客様にも気を付けていただきたいことがあります。ご一読くだされば幸いです。
「養生」というと「養生してくださいね」などと、病気を回復させるように「静養してね」というように使うこともあるかと思います。ですが、建築やリフォームの用語にもこの「養生」という言葉があります。
アパートやマンションにお住まいの方や引っ越しの経験がある方は、
荷物や周囲の破損を防ぐために、壁や床に毛布を敷いたり段ボールを張ったりという「養生」を目にしたことがあるかもしれません。建築現場で行われる「養生」も同じような目的で行います。
塗装の場合は
塗装しない場所に養生をしてカバーをする、
外壁や屋根の工事の際には
飛散防止として養生ネットなどを使用するなど、
工事内容によってその役割は変わってきます。その役割についても詳しくお伝えします。
養生ネットの役割は飛散防止や汚れを防止するという役割があります。足場の周りに貼るシートも養生になります。
あのシートは、近隣に塗料やゴミが飛散しないようにしたり、臭いなどで迷惑が掛からないようにするために重要な役割を果たしているのです。
他にも、給気口や換気口にビニールを貼ったりしますが、これは高圧洗浄する際に水が浸入したりしないようにするためでもあります。
また、塗装の際に余計なところに塗料が付かないように養生をする場合もあります。
マスキングテープを真っ直ぐ貼るのがとても大事なのです!そうです、このマスキングテープの境目が塗料の境目になるのです。職人さんの腕の見せ所です。
塗装工事で養生をした時に特に注意していただきたいのが、
ガスの扱いです。
吸排気設備を養生シートで覆ってしまうと空気の入れ替えができません。これが原因で一酸化中毒などの事故が起きるケースも皆無ではないのです。塗装中はガスによる給湯器などのご使用は少し控えていただき、塗装が終わったら、必ず養生を外してからご使用ください。
外壁や屋根の高圧洗浄の際には、窓が開いていないか?開いているところはないか?などもご注意ください。
植木や車などに養生させていただく場合もありますが、他にも気になるところがあれば、事前にしっかり業者と打ち合わせをして確認しておくことをお勧めします。
このように、窓枠やサッシに養生テープを貼り、家全体を養生ネットで覆ってしまうので、特に夏場に工事をされる際には息苦しさを感じる方もいらっしゃるかと思います。あらかじめ施工業者とご相談いただいた上で、工事を始める時期などを決めていただけると良いかと思います。
いかがでしょうか?養生の重要性が少しでも伝わると幸いです。
「養生」とは、塗料などの飛散を防ぎ、建物や周囲の汚れを抑えてご近所に迷惑が掛からないようにするために必要なものです。さらに、塗装の仕上がりにも影響するとても重要な工程の一つです。
工事中のトラブルを防ぐため、また職人の力を最大限に発揮するためにも、工事の内容に合った適正な方法で養生を行うことが大切なのです。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^▽^)
街の屋根屋さん飯田、伊那店ではお客様のご要望やニーズに合わせて一緒に考え、お客様にあった最善の提案をさせていただいております。
関連記事
※ご自身でされる場合、安全な位置からご確認下さい。
≪お電話はこちら≫9時~18時まで
0265-55-0796
0120-95-9807
当社はお客様のニーズに合ったご提案をさせていただいておりますので、安心してお問い合わせいただければと思っております。
関連記事
お電話 0120-95-9807 (9:00~18:00)
9時~18時まで受付中!
0120-95-9807