2024.11.25
皆さんこんにちは。街の屋根やさん飯田・伊那店です。今回のブログでは先日工事を終えた阿南町の屋根カバー工事M様宅から、棟板金交換工事について詳しくご紹介いたします。 関連記事 棟板金とは?棟板金が浮いている原因は???浮いているとどうなる?屋根の板金が浮いていると言われたら?するべ…
施主様によると数年前に他社で外壁塗装を行ったそうですが、ベランダの外壁が色褪せてきて気にされていたそうです。修繕するきっかけもなく放置していたところへ、タイミングよくお声をかけさせてもらったのが弊社でした。
ご覧いただきありがとうございます。
施主様の仰る通り、外壁は色褪せてムラになり、帯板が爆裂しています。
窯業系サイディングの外壁材に横割れクラックが発生しているのは稀なのですが・・・。
屋根も一緒に点検しました。
屋根材そのものが劣化し、表面剥離だけでなく破損している個所もありました。
スレート屋根の主成分はセメントですので、塗装によって防水機能を保てるようにメンテナンスをします。その期間は塗料の耐久年数にもよりますが、やはり10年を目安に点検した方が良いと思います。
ベランダの外壁張替えと屋根のカバー工法工事ということで、しっかり足場を組みます。
まず、既存の窯業系サイディングを撤去します。
透湿・防水シートも全て剥がします。
全て撤去するとこんな感じです。中の木材は無事でよかったです。
透湿・防水シートも新しく張り直し、外壁材もガルバリウム鋼板素材に張り替えます。
窯業系の帯板も金属系の素材に変えました。
下地の胴縁に外壁材を取り付けていきます。
窯業系のサイディングはデザインも豊富で個性的な外観づくりには優れていますが、どうしても防水機能を保つために7~10年ごとにメンテナンスが必要となります。
また、窯業系
サイディングの寿命は
30~40年と言われていますので、
状態によっては塗装ではなく、こうした張り替えやカバー工法という選択肢もあります。
もし気になることがあれば是非専門の業者にご相談ください。
カバー工法は、まず棟板金や雪止めなどを撤去し、ほぼフラットにするところから始めます。
家の内部まで雨漏りしているということはありませんでしたが、このまま放っておくと雨漏りに繋がってしまったかもしれません。
既存屋根の上にルーフィングを施工します。
新たな屋根材は「ニスクカラーPro」のGHシリーズで「コゲチャ」です。
新たに貫板を設置し
、棟板金を取り付けます。また、外壁との取り合い部分も施工します。
ちょっと高台の目立つお宅ですので、きれいになってより目立ってしまうかもしれませんが、とにかくこれでまたしばらくの間、心配なく過ごしていただけるのではないかと思います。街の屋根やさんご紹介
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