金属屋根(トタン・ガルバリウム)のメリットとデメリット
トタン屋根は、住宅だけではなく工場や倉庫などにも多く使われている素材の屋根です。
トタンは薄い鋼板に亜鉛をメッキしたものになります。
大正時代から少しずつ増え始め、戦後には住宅で使用されることが多かったそうです。
今では、トタン屋根もガルバリウム鋼板というものに変わってきており
昔よりもずっとサビにくく改良されています。
雪深い地域では、雪に強い屋根ということでいろんな住宅に使われているそうです。
ガルバリウム鋼板の屋根のメリットとデメリットはどこにあるのでしょう
メリット
軽量であるために耐震性が高い
地震の際に屋根が重いと建物に負担がかかり崩壊しやすいのはお判りでしょうか?
瓦などのように重量がある素材のものだと壁や柱がしっかりしていることが耐震性を高める条件になってきます。
それに比べてガルバリウム鋼板は軽量なため耐震性に優れています。
錆びに強い
錆びないというわけではありませんが錆びに強い構造になっているために錆が起こりにくいということがあります。
耐久性が高い
金属が腐食していくのを防ぐ機能を持っているということと耐久性を持つ鋼板の機能を合わせ持っているために
耐久性が高くなっています。
デメリット
断熱性が低い
薄い鋼板でできているため外側からぼ熱を通しやすく夏場には室内の気温は上昇してしまいます。
断熱材などで対策ができます。
遮音性が低い
音が響きやすく、外側からの音が中に入ってきやすいです。
例えば雨などの打ち付ける雨の音が響きやすくなります。
へこみやすい
鋼板自体が薄いのでへこみやすいということもあります。
耐久性が高いからといって錆びないわけではないですし
メンテナンスをずっとしなくてもいい。というわけではありません。
ですが、屋根を葺き替える際や屋根材を選ぶ際に
なんだかわからないから営業さんにお任せ
というよりは、用途や予算によって自分で選ぶ参考になればと思います。
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