カバー工法のメリットとデメリット。屋根の葺き替えとどっちがいいの?
屋根材が寿命を迎えてくると、全体的にメンテナンスが必要な時期があります。
その時に、吹き替えにするのか、カバー工法にするのかでも違った工事になります。
今回はカバー工法のメリットとデメリットを見ていきましょう。
そもそも、カバー工法って何??
屋根の葺き替えって聞いたことがあるけど、カバー工法って何??
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
カバー工法とは、
既存の屋根をそのまま残し、上から被せて行う施工のことになります。『重ね葺き』といわれることもあります。
では、カバー工法のメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
・費用が安く済む
・解体工事が不要なこと
・廃材が出ない
・工期が短い
・アスベストを含んでいる建材の場合、環境に配慮しなければならないため、
解体するとなると費用もかかります。そんな時にコストもかからないカバー工法が役立ちます。
デメリット
・瓦屋根への施工が難しい
・屋根の重量が増すので耐震性は少しだけ落ちる
・屋根の劣化状況によってはできないこともある
・選択できる屋根材が限られる
・ソーラー発電などの設置が難しくなる
屋根の劣化状況によってはできないこともございますし、
屋根材によってもできないということもございます。
工期も短くコストも安く抑えられるというのが特徴ですが、
できるかできないかの判断は専門の業者に任せていただくのが安心です。
葺き替えの場合は、カバー工法に比べると、コストは高くつきますが
次のメンテナンスまでの期間が長くなったり、屋根材を取り外すため防水紙や野地板まで補修ができることなど
メリットもあります。
屋根も寿命を迎えます。
一番長くて、いぶし瓦の30年~50年ですが、あくまで目安で
住んでいる環境によっても少しずつ変わってきます。
屋根の葺き替え時期を迎えたら、専門の業者に点検してもらい
しっかりと相談して決めていただくことをお勧めします。
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