木曽郡南木曽町でセキスイかわらUへの塗装、遮熱性に優れるサーモテックシーラーで下塗り
2025.06.27
みなさま、こんにちは！街の屋根やさん飯田・伊那店です！ 前回のブログでは、木曽郡南木曽町の住宅にて実施している屋根塗り替え工事の高圧洗浄の様子をお伝えいたしました。 今回は、屋根塗り替え工事3回塗り工程の下塗りについて、その施工の様子をご紹介したいと思います。 屋根塗り替え工事の…
宮田村 凍害を受けた外壁と、もらい錆が心配だった屋根の塗装工事
築20年を経過し、家の傷み具合を気にされていたお客様です。弊社で施工した、同じ地域にお住まいのお客さまよりご紹介いただきました。
宮田村 屋根塗装,外壁塗装,その他塗装,足場,屋根・外壁塗装,その他の工事
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根塗装,外壁塗装,その他塗装,足場,屋根・外壁塗装,その他の工事
- 施工期間
- 約3週間
- 使用材料
- 【屋根】シャネツトップワン（チャコール）【外壁】エポパーワーシーラー,シリコンREVO
- 築年数
- 20年以上
- 工事費用
- お問合せ下さい
さすがに大きな傷みはありませんでしたが、雪止めから錆が流れたり、北面にはカビが発生していました。
一般的にガルバリウム鋼板の耐用年数は25～35年程度とされています。さらにしっかりメンテナンスを行えば、50年近く使えるという場合もあるそうです。
そう、これだけ高耐久の素材でもやはりメンテナンスは必要なんです。
15年程度を目安に点検を行い、必要に応じて塗装によるメンテナンスをしてあげてくださいね。
原料が主にセメントや繊維質ですので、外壁材自体に防水機能がありません。
塗装による防水加工が不可欠な外壁材です。
写真のような症状は、塗膜が劣化して防水機能が落ち、水分を含んで「凍害」が起こってしまっている可能性が高いです。
浴室周りは結露が発生しやすいので、こうした状態になってしまったというご相談をよく頂きます。
外壁材の防水機能が落ちていると、外壁自体が水分を吸ってしまったり、ちょっとした亀裂などに水分が入り込んだりします。
その水分が夜に氷って膨張し、昼間溶けて収縮し・・・ということを繰り返し、外壁材を更に傷めてしまいます。
こうした現象を「凍害」と言います。
今回は外壁を張り替えずに補修だけで済みそうでした。
状態が酷くなると塗装や補修だけでは直せなくなってしまうので、是非早目に専門の業者にご相談いただきたいと思います！
工事当日は、その図面を基にして足場が組み立てられていきます。
この段階で、古い塗膜や汚れ、カビや苔など落とせるものは落とします！
屋根や壁だけでなく、ベランダや雨樋などもきれいに洗浄させていただいております。
実は、外壁材よりも早く劣化してしまう部材です。
経年劣化によるものが殆どなので、外壁はまだ問題なくても、コーキングの打ち替えだけでも早めに施工するお宅もあります。
痩せて隙間が空いている、断裂してしまっているなどといった症状がある場合は、そこから雨水などが浸入してしまう恐れがありますので、できるだけ早めに専門の業者さんにご連絡ください！
その後マスキングテープで養生をし、プライマー（下塗り）を塗布してから新たなコーキング材を充填します。
そしてコーキング材が乾ききらないうちに、手早くマスキングテープを剥がして完成です。
重なりの部分をまずハケで塗装します。
この重なり部分をきちんときれいに施工しておかないと、後から錆が発生する可能性もあります。
この塗料自体に、錆止め用下塗り材と同等の防錆性を有しているのです。
錆の状態が著しい場合は、部分的に錆止めの下塗りを塗装すればOKです。
もし興味のある方がいらっしゃったら是非ご連絡くださいね。
これを「養生」と言います。
基本的にすべて覆ってしまうのですが、夏場に窓を開けたい箇所などは、窓が開けられるように養生しますのでご安心ください。
今回も作業の前に予め施主様と相談済みです。
下塗り材はアステックペイント社の「エポパワーシーラー」を使いました。
マイクロエマルジョン樹脂が配合されていて、その樹脂サイズは非常に小さいので、下地の奥まで浸透させることが可能です。
マイクロエマルジョン樹脂が配合されていて、その樹脂サイズは非常に小さいので、下地の奥まで浸透させることが可能です。
下塗り後はこうして全体的に潤いを取り戻してツヤが出てきます。
もう少し外壁の状態が良ければ、こうした透明な「クリヤー塗装」をご提案することもできたのですが、今回は残念ながら補修箇所が多いので、色を付ける塗装を行います。
ただ、2色使ってツートンカラーにしましたので、施主様には仕上がりにご満足いただいております。
中塗り・上塗り材は「シリコンREVO」という遮熱シリコン塗料を使っています。
「ラジカル制御型白色顔料」を採用しており、高耐候性を実現させた塗料です。
さらに遮熱効果の高い顔料も配合されていますので、室内の温度上昇を抑えることも期待できます。
中塗り・上塗りと同じ塗料を重ねて塗るのですが、写真のように、色が重なってツヤも増しているのが分かります。
今回はカラーシュミレーションを4パターン作成し、施主様にしっかり悩んでいただきました(笑)
落ち着いた雰囲気の優しい家になったと思いますが、いかがでしょうか？
家も人の体と同じように、早めの対処が肝心です。
コストを抑えたいなら、とにかく先延ばしにせず、早め早めのメンテナンスをお勧めします！
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