色あせが目立っていた阿南町の屋根カバー工事の進捗状況をご紹介いたします
2024.10.07
皆さんこんにちは。街の屋根やさん飯田・伊那店です。今回は阿南町でおこなっている屋根カバー工事の作業をご紹介いたします。2次防水の役割を担う、ルーフィングシート施工までを紹介しましたが、今回はいよいよSGL鋼板を施工していきます。前回の作業内容とあわせてご覧ください。前回までの内容…
下伊那郡部 コールタールを塗ってあった屋根にカバー工法工事施工
何度塗装しても、数年でサビが出たり塗膜が剥がれてしまうというお話を伺いました。
詳しく見せてもらい、カバー工法をご提案させていただきました。
泰阜村 屋根カバー工事,屋根材(金属)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根カバー工事,屋根材(金属)
- 施工期間
- 約3日間
- 使用材料
- 耐摩カラーSGL
- 築年数
- 40年以上
- 工事費用
- 約113万円
コールタールを塗った屋根をご覧になったことがある方、いらっしゃいますか？
原料は石炭で、アスファルトのような強い「におい」がします。
特に金属素材に対して防錆効果、虫よけ効果がある上に安価なので、昔はよく使われていました。
コールタールは融点が低く軟化しやすいので、他の塗料を塗ってもその伸び率の違いでヒビ割れが発生し、塗膜の剥がれの原因となってしまうのです。
さらに、3年に1回は再塗装が必要になる場合が多いです。
3年経過するのって早いですから、3年ごとの再塗装というのは、年を重ねるにつれて大変な労力になってしまうのではないでしょうか。
また、その都度業者に頼んでも良いですが無料ではないので…お勧めできません。
そこで、カバー工法をご提案した次第です。
まず既存の屋根にある雪止め金具を撤去し、フラットな状態にします。
その後、ルーフィングシートを施工します。
このルーフィングシートは、屋根材の下に入ってしまった雨水を外に逃がす、二次防水の役割があります。
今回使用したのは日鉄鋼板株式会社の高機能カラー鋼板「耐摩カラーSGL」です。
「耐摩カラー」シリーズはつや消し鋼板で、全色に遮熱機能があります。
さらに、ガルバリウム鋼板の3倍以上も耐食性に優れています。
一般の住宅でも重要な部分です。
スレート屋根の一番上にも施工されています。
この棟板金を押さえる釘ですが、経年劣化で抜けてきてしまうので、できれば築7年以上経過している場合は点検することをお勧めします。
専門の信頼できる業者さんにお願いできると良いと思います。もちろん当社でも承ります！
これで、数年に一度の塗り替え作業を心配することもなくなりましたね。
弊社では定期的に保守点検も行っておりますので、何か気付いたことなどがありましたらご連絡ください。
その他、長年気に病んでいることがありましたら、遠慮なくご相談いただきたいと思います！
「ちょっと遠いけど来てくれる？」
「点検や見積もりにお金がかかる？」などなど
何でも聞いてください！(^-^)
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