平谷村の皆様へ。雨樋交換を含めた屋根カバー工事がついに完成しました！
2024.11.14
皆さんこんにちは。街の屋根やさん飯田・伊那店です。平谷村でおこなっている、雨樋交換や、棟板金交換を含めた屋根カバー工事が遂に完成しました。早速前回の続きの作業からご覧ください。前回までのブログはこちら➡平谷村にて、錆びていたトタン屋根の無料点検をおこないました➡平谷村にお住いの皆…
下伊那郡下條村 屋根カバー工事・ベランダ防水工事
立地条件が良くて目立つお宅でしたが、屋根の劣化症状が進んでいましたので、メンテナンスをお勧めしました。メーカーにも問い合わせて下さいましたが結局応答がなかったようで、弊社で施工となりました。
下條村 屋根カバー工事,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル),その他の工事,防水工事
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根カバー工事,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル),その他の工事,防水工事
- 施工期間
- 防水工事：2日間，屋根カバー工事：約10日間
- 使用材料
- 【ベランダ内壁】エポパワーシーラー，シリコンREVO【屋根カバー】改質ゴムアスファルトルーフィング，ニスクカラーSGL
- 施工内容その他
- FRPベランダ防水工事
- 工事費用
- 屋根カバー工事・FRPベランダ防水工事：約235万円
- ハウスメーカー
- パナソニックホームズ
職業柄、こうした目立つ場所にあるお宅はどうしても気になって屋根や外壁を見てしまいます。
日の当たらない箇所は特に苔が多く付着していました。
また、割れたりヒビの入っている個所も少なくありませんでした。
落ち葉除けネットは、家の周りに林があったりする場合は大きな落ち葉が入らないので効果的かと思いますが、針葉樹などの細い葉が多い場合は防ぎきれないので注意が必要です。
また掃除もしにくくなるため、あまり放っておくと入り込んでしまった葉が腐葉土のようになってしまい、苔も付着してしまいます。
すると雨水が流れにくくなってしまい、悪循環ですね。
ベランダ周囲からの雨漏り被害も実は多いのです。
ベランダの表面は「トップコ－ト」という塗料で仕上げられています。
このトップコートが劣化してくると、
ヒビ割れてきて塗膜が剥がれ、
トップコートの下にある防水層にダメージがいってしまいます。
そうなるとベランダだけではなく、徐々に建物全体に影響が広がってしまいます。
ベランダも約10年程を目安にして、早めにメンテナンスを行うことをお勧めします！
下塗り剤はアステックペイント社の「エポパワーシーラー」を、上塗り材は「シリコンREVO」という塗料を使っています。上塗りは2回重ねて塗装します。
一般的なシリコン塗料よりもシリコン成分が多く含まれているため、表面に汚れが付着しにくい強靭な塗膜を形成し、耐候性に優れている塗料です。
メーカー発表の耐用年数は13～16年です。
この下地処理を怠ってしまうと、せっかく塗装してもまたすぐに傷んでしまいます。
見えないところにこそ手をかけます。
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プライマーは接着剤の役目をしていて、下地とこの上に施工するトップコートとの密着性を高めてくれますので、細かいところまで丁寧に塗布していきます。
こうした防水塗装もDIYで自分で行おうとする方もいらっしゃると思います。
ただFRPの防水工事は、塗装前の下地調整することがとても重要になってきます。
さらに乾燥時間や塗料の量に対する知識や、ムラなく塗装する技術などが必要ですので、やはりプロの職人に任せた方が「もち」が違うのではないかと思います。
「餅は餅屋」にお任せください！
天気予報とにらめっこしながら工事の日程を決めていきます。
まず既存の棟板金を外し、屋根をフラットな状態にしてから防水シートを張っていきます。
通常の「アスファルトルーフィング」にポリマー等を添加して機能を向上させ、高温でダレにくく低温でも割れにくいという特性があります。
さらに弾性があるので建物の動きに追従する伸びもあり、ステープルや釘穴に対するシール性や耐久性にも優れています。
屋根を長持ちさせるためには、こうした防水シートも高機能のものを使っていただけると良いと思います。
使用した屋根材は「ニスクカラーSGL」という鋼板です。
通常のガルバリウム鋼板の3倍の耐食性を有しており、切断端部や傷部などの腐食抑制効果が大きいとされています。
屋根の上に穴が空いているので、雨漏りのリスクがあるのではと思われがちですが、実はこの「棟換気」はとても換気効率が良いのです。これは屋内の冷暖房の効率化にもつながります。
きちんと施工すればメリットがたくさんあります。
外壁と屋根の取り合い部分もきっちりと施工しました。
雨仕舞もばっちりです。
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