箕輪町にてS様邸のコロニアル屋根の屋根カバー工事を行いました
2024.04.17
皆様、こんにちは！街の屋根やさん、飯田・伊那店です。前回のブログでは、上伊那郡箕輪町S様邸にて高耐候性に優れた塗料を使用し、素敵な白色の外壁に生まれ変わった様子をご紹介しました。今回のブログでは、コロニアル屋根（スレート屋根）に施工した屋根カバー工事の様子をご紹介いたします！前回…
下伊那郡高森町 【遮熱塗料】を使った屋根塗装と土蔵補修工事
他社と比較した結果、使用する塗料と、担当者の丁寧な説明と対応に信頼を頂きました。工事期間中も、その信頼を裏切ることのないように担当者はじめ職人含めたスタッフ全員一丸となって施工しました！
雨樋交換,屋根塗装,その他の工事,屋根材(金属),雨樋工事,足場
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 雨樋交換,屋根塗装,その他の工事,屋根材(金属),雨樋工事,足場
- 施工期間
- 約20日間
- 使用材料
- サーモテックメタルプライマー，スーパーシャネツサーモＦ
- 施工内容その他
- 土蔵補修工事
屋根に上って現地調査という訳にもいかないので、下屋根から写真を撮ってチェックしました。
施主様も、とにかく屋根が急勾配なので何度もメンテナンスをしたくないと、ご自分でいろいろ調べてくださっていたので、かなり具体的なお話が出来ました。
ご要望がはっきりしていたので、そのご要望に沿って私どももベストだと思われるご提案ができたと思います。
急勾配な屋根でも安全に作業ができるように「屋根足場」というものも設営します。
屋根の塗装工事は、片手に塗料の入ったバケツを持ち、もう片方の手にはハケやローラーを持って作業をしなくてはなりません。
そこで、足場に体重をかけて足を添えて立ち、滑り落ちないようにします。
汚れや古い塗膜を洗い流します。
さらに、無料点検の際に雪止めのあたりに錆が出ていたので「ケレン」という作業も行います。
洗浄で落としきれなかった汚れや錆を、専用のタワシを使って目粗しを行って手作業で下地処理をしていきます。
こうした下地処理をきっちりと行わないと、せっかく良い塗料を塗っても数年で剥がれてきてしまうのです。
職人さんも慎重に作業を行いました。
職人はじめ、私達も同じ気持ちになりました。
だからこそ！
しっかり下地処理をして、少しでも長持ちするように丁寧に丁寧に仕事をしていきます。
赤外線を反射する遮熱機能がある金属専用の下塗り材です。
下地が白なので、きれいに色が乗っていきます。
上塗りに使用した塗料はアステックペイント社の「スーパーシャネツサーモF」という塗料です。
色は「ミッドナイトブルー」という濃紺です。
こちらも遮熱塗料ですが「4Fフッ素樹脂」を使用しているので、同じフッ素塗料よりもさらに耐候性が高いとされています。
メーカー発表の耐用年数は16～20年もあります。
・3時間～7日以内の間に次の工程を行うこと
・気温5℃以下、湿度85％以上で施工しないこと
など、注意事項がいくつかありましたが、幸いお天気にも恵まれ、問題なく工事が進みました。
1回塗っただけでもツヤツヤでしたが、やはり2回塗ると一層美しくなりました。
雨樋の繋ぎ目の金具はステンレスで錆びにくく、間隔も狭くしたためより頑丈に仕上がっています。
またこの金具が見えない形になっているのでスマートに見えます。
土蔵が崩れている個所は2面。土壁で補修します。
土壁は重いので、一気に仕上げようとすると崩れてしまいます。
何日もかけて、少しずつ土を乗せて仕上げていきます。
土を薄く塗って乾燥期間を設け、乾いたらまた塗って、乾燥させて・・・を繰り返します。
最近はこうして土蔵を直せる左官職人さんも少なくなっているとのことでした。
土の中にガラス繊維のネットを入れて、崩れてこないように補強されています。
冬場は土が乾かないそうで、土蔵の補修は今年最後の施工となります。
（4月～10月頃の期間限定の作業だそうです）
土蔵の補修工事は勿論ですが、こうした急勾配の屋根の工事もなかなか携わる機会も少ないのでこちらも勉強になりました。
施主様の意向を全面的に受け止め、チーム一丸となって取り組んだ工事でした。
約3週間と、決して短い期間ではない工事でしたが、ありがとうございました！
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