
2025.04.18
みなさま、こんにちは!街の屋根やさん飯田・伊那店です! 前回のブログでは、上伊那郡南箕輪村の住宅で実施しているスレート屋根塗装の高圧洗浄の様子をお伝えいたしました。 今回は、スレート屋根塗装3回塗り工程の下塗りについて、その施工の様子をご紹介したいと思います。 スレート屋根塗装の…

今回、調査を行うのは、パナホームで建築された住宅建物のスレート屋根についてです。
もともと、屋根上に設置されている煙突の板金工事のご依頼をいただいており、スレート屋根の劣化が進んでいたことから、屋根塗装について提案させていただいたところ、併せてお任せいただくことになりました。
スレート屋根の劣化状況です。
全体に激しく色あせ、ところどころで塗膜が剥がれてしまっているなど、雨水から屋根材を保護する機能はかなり衰えてしまっています。
スレート屋根は、非常に薄い屋根材なので、塗膜が劣化すると、雨水を吸い込むようになり、やがて浮きやひび割れのほか、苔、カビの発生につながっていくことがよくあります。
そのため、一般的に、10年程度を目安として塗り替えなどのメンテナンスを行う必要があるとされており、また、そうすることで正常な機能を果たせる状態を保ちながら、長期的な使用が可能となるのです。
実際に、スレート屋根には、多くの苔が発生している様子が確認できます。
スレート屋根に苔が繁殖すると、外観を損ねるだけでなく、さらに劣化を加速させていく存在となります。
ちなみに、苔が生育しやすい環境とは、水分があり、日光があまり当たらないところです。
そのため、スレート屋根の塗膜が劣化して水分を含み、かつ日光が当たりにくい北側の屋根などは、苔にとっては非常に都合のよい環境となります。
板金のサビは、穴をあけてしまうこともあり、そうなると、雨漏りを引き起こす原因にもなります。
実際に、屋根の板金部材の腐食が原因となって起こる雨漏りは非常に多いので、定期的なメンテナンスは欠かせません。
今回、行った屋根調査では、スレート屋根本体の色あせや塗膜剥がれ、苔の発生のほか、板金部材の腐食など、さまざまな劣化症状が確認できました。
これら、調査結果に基づき、塗装によるメンテナンスを行って機能と美観の回復を図っていきます。
なお、実際の塗装メンテナンスの様子は、次回からのブログにて詳しくご紹介していきますので、ぜひ引き続きご覧ください。
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