
2025.03.24
みなさま、こんにちは!街の屋根やさん飯田・伊那店です! 前回のブログでは、伊那市の住宅にて実施しているコロニアル屋根塗装メンテナンスの足場設置と高圧洗浄の様子をお伝えいたしました。 今回は、屋根塗装3回塗り工程の下塗りについて、その施工の様子をご紹介したいと思います。▼前回までの…

パナホームで建てられたというN様邸では、屋根上に設置されている煙突の傷みが気になっていて、板金工事のご依頼を頂いていました。現場調査を行い、スレート屋根の劣化が進んでいたことが確認でき、屋根塗装についてご提案させて頂きたのがきっかけでした。
屋根の棟板金や谷板金などの板金部材も、激しい色あせや部分的な塗膜剥がれが見られます。
板金部材の塗膜剥がれのような症状は、雨水の影響を大きく受けて、腐食するリスクを高めてしまうので、早めのお手入れをお勧めしています。
板金の錆は、穴をあけてしまうこともあり、雨漏りを引き起こす原因にもなってしまうので、十分注意しながら定期的なメンテナンスはとても大切です。
高圧洗浄は、スレート屋根にこびり付いた汚れや劣化した塗膜、苔、カビなどを洗い落とす作業となります。
仮に、高圧洗浄が不十分だと、下地と新しい塗膜との間に汚れなどが挟まった状態で仕上がるので、密着せず、早々に剥がれてしまうことにもつながりかねません。
洗浄作業工程では、しっかりと丁寧に洗浄することが重要になります。
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洗浄後、塗装面がしっかりと乾燥したのを確認後、アステックペイント社の「サーモテックシーラー」を用いた下塗り塗装を行います。
塗りにくい谷板金や雪止め金具などの細部に対してはハケを用いてきめ細かく塗装する一方、広い面にはローラーで一気に塗装していきます。
このような丁寧なステップが、不具合のない、適切な品質を確保することにつながるのです!
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下塗りの後には、スレート屋根の重なり部に”タスペーサー”と呼ばれる部材を差し込み、隙間を確保しています。
このスレート屋根の重なり部は、塗料で塞がってしまうと、裏側にまわり込んだ雨水や結露水などの逃げ場がなくなり、防水シートや野地板を傷めたり、あるいは雨漏りを引き起こしたりすることがあります。
そのため、塗装で塞がってしまわないように、あらかじめ”タスペーサー”を差し込んで縁切りをしておくわけです。
下塗りが完了したら、適切な乾燥期間を設けた後、中塗りと上塗りを重ねていきます。
中塗りと上塗りに使用したのは、アステックペイント社の遮熱シリコン系上塗り塗料「シャネツテックSi-JY」です。
中塗り塗装により、塗料の持つパフォーマンスを十分発揮するために必要な塗膜の厚さを確保していきます!
同じくアステックペイント社の「シャネツテックSi-JY」を使用して上塗り塗装を行います。
上塗りは仕上げ塗装となるので、美観を形成できるよう、丁寧に塗装していきます。
「シャネツテックSi-JY」は、屋根に塗装することで、太陽光を効率よく反射させる優れた遮熱性を発揮し、室内環境の快適化を図ることが可能となります。
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塗装メンテナンス完了後には、ツヤ感が美しい仕上がりとなるとともに、激しく損なわれていた防水機能も回復できました!
屋根の劣化は、雨漏りを引き起こす直接的な原因になりやすいばかりか、建物寿命に影響を与える事態にもつながってしまうことがあります。
また、屋根の劣化状況は、なかなか目にすることも少ないので、気が付いたときには深刻な状況に陥っていたというケースも少なくありません。
そのため、定期的な点検でコンディションを確認しつつ、状況に合わせて必要なメンテナンスを行っていくことが、建物を長く使っていくうえで重要なポイントとなります!
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