今回、築60年の住宅において、建物の老朽化が進行していたことから、雨樋の交換工事を行っています。
その雨樋交換工事は、前回、雨樋を固定するための鼻隠しを新設したところまでが完了しています。
この後は、新しい雨樋を設置していく工程です。
まずは、軒樋を固定するための受け金具の取り付けからです。
屋根に降る雨水は、一度軒樋に集めてから集水器を通じて竪樋へと流れる仕組みになっています。
この流れをスムーズにするためには、軒樋に適正な勾配を設けておくことが欠かせません。
受け金具の施工は、まず集水器側の受け金具と、そこから最も離れた位置の受け金具を取り付け、その間に水糸を張って勾配を確認します。
その後、水糸を基準に中間の受け金具を順番に固定していくことで、軒樋全体に適正な勾配を確保できるようになります。
受け金具の取り付けが完了したら、その受け金具に軒樋をはめ込むように設置していきます。
ジョイント部分には、漏水につながる隙間が生じないよう、継ぎ手や曲がりなどの専用部材を組み合わせながら、丁寧に納めます。
雨樋は継ぎ目の処理が不十分だと、そこから雨水が漏れ出し、外壁の劣化を早めたり、雨漏りを招いたりすることにもつながりかねません。
そのため、部材ひとつひとつを確実に組み合わせ、細部まで手を抜かずに施工することが重要です。
そうすることで、長期間にわたって安定した排水機能を維持できるようになります。
集水器の取り付けを終えたら、軒樋の設置工程は完了です。
この後は、引き続き竪樋を設置し、軒樋との接続を進めていきます。
なお、竪樋の設置の様子は、次回のブログにて詳しくご紹介いたしますので、ぜひ引き続きご覧ください。
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