伊那市で雨漏りしていた瓦屋根の葺き替え工事を行いました
2024.02.07
こんにちは！街の屋根やさん飯田・伊那店、遠山です。いつもご覧いただきありがとうございます！長野県伊那市で雨漏りをしていた瓦屋根の葺き替え工事です。お問合せを頂いた際の雨漏りの様子もご紹介していますので、前回までのブログも是非ご覧ください。前回までの記事はこちら↓・伊那市…
伊那市の方へ 瓦の葺き直しについて
下りの丸瓦を葺き直していきます。円柱を半分に割った形の瓦のことで、下はセメントで固定していきます。
ワイヤーとセメントで固定していきます。
瓦を半分に割って空間をあけて、そこにセメントを入れて積み直していきます。
既存使用していた瓦を使用するので新しい瓦のようにはいかず難しいようでした。
本来３日程で終わる予定が６日間かかりました。
やはり通常の屋根のようにはいかなかったです。
あとは掃除して終わりです！！
葺き直しとは、葺き替えとは違います。
葺き替えは既存の屋根を撤去し、新しい屋根にすることを言います。葺き直しとは、既存の屋根を使います！！
割れているものがあれば新規の物を使いますが破損しているところです。
地震などで瓦がズレてしまっている、長年点検していないなどあれば、一度点検することをお勧めします。
なぜかというと、屋根の上はなかなか上ることもできませんし、上ると危ないですよね。
でも、屋根がズレているとか、ひどいと瓦が落ちてきてしまうこともあります。点検で割れているところはないか、ズレているところはないかなど、見てもらっておくと安心です。
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瓦屋根のメンテナンス時期について⇒こちら
苔が生えて瓦の歪みも見て取れるようでした。
屋根自体もキレイになり、スッキリしました。
新しい木材と古い木材は全く違うので、近い色を塗装していきます。
水性の木部塗料を使用すると表面に塗膜を作って木目が薄くなってしまうので、今回は溶剤の木部塗料を使用しました。
溶剤だと塗膜を作らずに木にしみ込ませて色を付けるので木目が綺麗に残ります。
特に山門など木の風味が無くなるといけないのでばっちり木目を残した仕上がりで出来ました。
実際は色の違いは若干分かりますが、写真だとほぼわからないくらいの仕上がりになりました。
カタログの色味だと近い色がなかったので、職人さんが現場で調色をして近い色で塗っていただけました。
ばっちりです！！
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