雨漏りの原因が判明して、修繕ポイントが明白になったのですぐに修繕工事に取り掛かることができました✨今ではすっかり雨漏りがなくなり、安心して過ごして頂いています☺️

現場調査の様子です！

横殴りの大雨時に、雨漏りがひどくなるとの事で、早速、雨漏りがしている箇所の屋根上に上らせて頂き、調査を行いました。

外観の様子を見てみると…取合いに施工されている板金が、瓦の下側になっている様子に違和感がありました。大雨の時には、瓦と板金の隙間から、防水シートと野地板方向に、雨水が流れ込んでしまいそうです。

際の瓦を移動してみると、板金は、瓦の下で数センチほど折り返されていました。瓦の下に流れ込んでしまった雨水が大量だった場合、板金の”折り返し”を超えて、野地板方向へ雨水があふれ出てしまいそうです。

更に瓦を移動してみると、瓦の下側に敷かれていた防水シートに穴が開いていて、雨水が浸入している痕跡がみられました。雨漏りの直接的な原因は、この防水シートの穴でした！

経年劣化でとても傷んでいた防水シートだったので、瓦の重みで穴が空いてしまったようです。

瓦屋根の修繕工事に取り掛かりました！

雨漏り箇所が特定できたので、その穴付近を中心に、まずは新しい防止シート（ルーフィング）を、敷き詰めて、防水を強化します！

野地板の上に敷かれている防水シートは、雨漏りを防ぐために、とても重要で、屋根を構成するのに欠かせない建材です。台風などの風雨が強い時に、屋根材の隙間から雨水が入ってもこの防水シート（ルーフィング）が二次防水の役割を果たします。

防水シート敷設後は、瓦がずれないようにするための木製の桟木を、間隔を正確に測りながら、設置していきます。

取合いに設置されていた板金箇所にも、新しい板金をさらに上から施していきます。

正確な間隔で桟木を設置し、新しい板金を施工後、ビスで固定しながら瓦を元に戻していきます。

最後に、取合いから雨水が入り込まないように、板金による雨仕舞を、瓦の上側から強化して、雨漏り修繕工事の完成です！

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今回のように、瓦屋根の雨漏りは原因が目に見えにくく、放っておくと下地の木材まで傷んでしまうこともあります。
「天井に出来たシミをみつけた」
「少しおかしいな？」
などと異変を感じたら、早めの点検が何より大切です！

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