また、今回は、庇屋根の張り替えを行っているので、その様子をご紹介したいと思います。
そもそも庇は、窓や玄関、外壁の開口部の上に取り付けられる小さな屋根のことをいい、雨水や日差しが建物内へ直接入り込むのを抑える役割を担っています。
日常的に雨や紫外線を受け止める部分だけに、本体の屋根と同じように経年劣化が進みやすく、またこうした重要な役割を維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
今回は、既存屋根を剥がし、下地を再構築したうえで新しい屋根材で張り替える工事を行っていきます。
既存の庇屋根を撤去した状況です。
木下地は全体に変色が進み、傷んでいる様子が確認できます。
下地が激しく傷んで強度を損ねると、庇自体のぐらつきや垂れ下がりといった構造的な問題に発展することもあるので、注意が必要です。
既存下地の上に構造用合板を重ね張りし、補強します。
この下地補強により、屋根材をしっかりと固定できる下地に仕上がるだけでなく、庇そのものの構造強化にもつながります。
庇は本体の屋根と同様、風の影響を受けやすい部分でもあるので、その後の耐久性を高めるためにも、下地の段階からしっかりと補強しておくことが重要です。
下地に防水シートを敷設した後、SGL鋼板屋根で仕上げます。
SGL鋼板は、通常のガルバリウム鋼板に改良を加え、性能面を大きく向上させた金属素材です。
とくに耐食性に優れ、サビが発生しにくいことが特徴となっています。
今回、庇屋根をSGL鋼板材で張り替えたことで、長期にわたって劣化を抑え、美しい外観を維持できるようになりました。
なお、次回のブログでは、一部の金属屋根に対する塗装工程の様子をご紹介したいと思います。
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