みなさま、こんにちは!街の屋根やさん飯田・伊那店です!
前回のブログでは、木曽郡南木曽町の住宅にて実施している屋根塗り替え工事の高圧洗浄の様子をお伝えいたしました。
今回は、屋根塗り替え工事3回塗り工程の下塗りについて、その施工の様子をご紹介したいと思います。
高圧洗浄が完了した後は、いよいよ屋根の「セキスイかわらU」本体への塗装工程です。
ちなみに、「セキスイかわらU」とは、以前、積水化学工業が製造、販売していた屋根材であり、瓦の形を模したセメント系の厚型スレートになります。
1990 年8 月以前に製造された「セキスイかわらU」には、アスベストが含まれていましたが、アスベストに関する一連の問題を受け、1990 年9 月以降はノンアスベストタイプが販売されるようになります。
ところが、ノンアスベストの「セキスイかわらU」は、従来のものより脆弱で、ひび割れや崩壊、塗膜剥がれなどが早期に発生するようになり、クレームの激増から2007年に販売終了となりました。
なお、「セキスイかわらU」に対するメンテナンスは、アスベスト含有のものには強度があるので塗装も可能です。
しかし、ノンアスベストになると、塗装は行えず、葺き替えによる対応が一般的となっているの、その点は注意しておかなくてはなりません。
今回は、高機能な塗料を用いた塗り替えを行い、長期的にさまざま外的要因から屋根を守る強靭な塗膜をつくっていきます。
まずは、屋根塗装工事3回塗り工程の下塗りからです。
今回、屋根塗装で使用する下塗り塗料は、アステックペイント社のエポキシ系屋根外壁用遮熱下塗材「サーモテックシーラー」です。
「サーモテックシーラー」は、成分に含まれている遮熱顔料の効果により、熱作用の大きな太陽光の近赤外線を反射し、屋根の表面温度の上昇を抑える遮熱性を発揮することが大きな特徴となっています。
ちなみに、今回使用する上塗り塗料は、同じくアステックペイント社の屋根用遮熱シリコン系上塗材「スーパーシャネツサーモSi」です。
これら遮熱塗料の組み合わせにより、より優れた遮熱性を発揮することが可能となります。
それでは、早速、「サーモテックシーラー」を用いた下塗りを行っていきましょう。
「サーモテックシーラー」による下塗り施工状況です。
「サーモテックシーラー」は、下地への浸透性が高いということも特徴となっており、「セキスイかわらU」に塗布することで、深く浸透し、強い下地を形成します。
また、「サーモテックシーラー」は、下地に対して高い密着力を発揮するので、施工後の塗膜は、剥がれにくく、長寿命を実現できるようになります。
「サーモテックシーラー」を用いた下塗り工程の完了です。
この後は、適切な乾燥時間を設けた後、さらに中塗りと上塗りを行っていきます。
なお、次回のブログでは、「スーパーシャネツサーモSi」を用いた中塗りと上塗りの仕上げ塗装工程について、その様子をご紹介したいと思います。
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