みなさま、こんにちは!街の屋根やさん飯田・伊那店です!
前回のブログでは、木曽郡南木曽町の住宅にて、屋根のスレート瓦(セキスイかわらU)にさまざまな劣化症状を確認した無料点検の内容についてお伝えいたしました。
今回は、無料点検の結果に基づいて行う塗り替え工事の高圧洗浄工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・木曽郡南木曽町でスレート瓦屋根の無料点検、セキスイかわらUの劣化による剥がれなど損傷を確認
前回行った住宅屋根の無料点検では、スレート瓦の色あせや変色、塗膜剥がれ、苔、傘釘の浮きなど、多くの劣化状況が確認できました。
スレート瓦は、経年にともなって劣化が進行して防水性が衰えると、その本体が雨水を吸い込むようになり、塗膜の剥がれや苔、カビの繁殖、ひび割れ、破損などが生じることがあります。
また、ひび割れや破損といった著しいダメージが生じると、そこから雨水が入り込んで雨漏りを引き起こすことにもつながりかねません。
そのため、定期的に塗り替えを行いながら、防水性を維持し、雨水の影響から屋根材を守っていく必要があるのです。
また、今回のスレート瓦はセキスイかわらUという、問題の多い、屋根材でした。
セキスイかわらUは瓦を模したスレート瓦で、軽量であることなどもあり、人気の屋根材でした。
しかし、健康被害を引き起こすアスベストが含有されていたため、1990年にノンアスベストのもので再販。
ところが、このノンアスベストのセキスイかわらUは、耐久性が著しく低く、現在では製造、販売が中止されている商品です。
今回も、劣化が進行した既存のスレート瓦に対し、高性能な塗料を用いた塗り替え工事を行っていくことが決定しています。
屋根の塗り替え工事は、まず、高圧洗浄から行っていきます。
高圧洗浄を行うことで、スレート瓦の劣化した塗膜や苔、その他長年かけてこびりついてきた汚れなどを洗い落とします。
これらが残った状態で塗装しても、塗料が下地と密着することは難しく、強い塗膜をつくることはできまぜん。
つまり、高圧洗浄は、塗り替え工事を成功に導くうえできわめて重要な工程なのです。
ちなみに、スレート瓦に付着した不純物は、高圧洗浄ですべて取り除けるとは限りません。
例えば、長い時間をかけて頑固に付着した汚れや繁殖した苔、カビなどが該当しますが、場合によっては薬品を用いたり、あるいはケレンで取り除いたりすることもあります。
工事完成後に強い塗膜を形成するには、このような地道な下地処理がポイントになるのです。
高圧洗浄が完了しました。
この後は、いよいよ塗装工程となります。
なお、スレート瓦に対する塗装工程の様子は、次回のブログにて詳しくご紹介いたしますので、ぜひ引き続きご覧ください。
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