みなさま、こんにちは!街の屋根やさん飯田・伊那店です!
今回は、木曽郡南木曽町の住宅において、屋根のスレート瓦(セキスイかわらU)に激しい劣化症状を確認した無料点検について、その内容をご紹介したいと思います。
今回、行う無料点検は、住宅の既存のスレート瓦(セキスイかわらU)屋根に激しい塗膜剥がれが目立っていたので、お声がけをしてお話を聞いたことがきっかけとなります。
それでは、屋根の劣化状況について、ご紹介していきましょう。
住宅の屋根仕上げとなっているスレート瓦(セキスイかわらU)は、全体に色あせや変色が見られるなど、激しく劣化が進行している様子が一目でわかる状況です。
スレート瓦(セキスイかわらU)の塗膜の劣化は、防水性が衰えて本体が雨水を吸い込むようになり、苔やカビの繫殖を促す原因となります。
セキスイかわらUとは…
セキスイかわらUは瓦に似せたスレート瓦の一種で1975年から1990年まで製造、販売された屋根材です。
軽量であることもあり、ヒットした屋根材ですが健康被害のもととなるアスベストを含んでいたため、1990年よりノンアスベストのタイプに変更されたのですが、耐久性が著しく、2007年には製造、販売を中止。
かなりの劣化が確認できる屋根材で弊社でも多く、劣化している状況をみてきました。
もしご自宅がセキスイかわらUの場合は、ぜひ一度、ご相談することをお勧めします。
コチラのお宅でも実際に劣化を確認、スレート瓦(セキスイかわらU)には、多くの苔が付着している様子が確認できます。
屋根に苔が繫殖すると、見た目によくないのはもちろんのこと、いつも水分を含んだ状態となるので、さらに劣化を加速させるようになります。
また、強固にこびり付いた苔やカビは、高圧洗浄でもなかなか落とせないケースもあるので、定期的に洗浄するといったお手入れなども、屋根を長持ちさせるうえで効果的です。
また、ケラバなどの役物を固定している傘釘は、ところどころで浮きが生じている箇所も見られます。
とくにケラバのようなところは、風の影響を強く受けてしまうので、留め具の浮きや抜けが生じると、飛散や脱落といったトラブルにつながることも少なくありません。
今回の無料点検の結果を報告したところ、塗り替え工事をお任せくださることになりました。
なお、次回のブログでは、スレート瓦塗り替え工事の高圧洗浄工程について、その様子をご紹介したいと思います。
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