
2025.03.26
みなさま、こんにちは!街の屋根やさん飯田・伊那店です! 前回のブログでは、伊那市の住宅にて実施しているコロニアル屋根塗装メンテナンスの3回塗り工程の下塗りについてお伝えいたしました。 今回は、下塗りの後に行ったタスペーサーの取り付けについて、その施工の様子をご紹介したいと思います…

今回、スレート屋根の経年劣化にともなって行っている塗装工事は、前回までに、3回塗り工程の下塗りおよびタスペーサーの取り付けが完了しています。
屋根塗装の下塗りは、屋根面と新たな塗膜との密着性を確保することや下地への塗料の吸い込みを防止することなどを目的として行います。
また、タスペーサーは、スレート屋根の上下の重ねり部を塗装で塞いでしまわないよう、縁切りを行い、隙間を確保するための部材です。
屋根材の重なり部にタスペーサーを装着して隙間を確保することで、裏側にまわり込んだ雨水や結露水を排出し、下地の劣化促進や雨漏りなどを防げるようになります。
下塗りおよびタスペーサーの取り付けが完了した後は、さらに中塗りと上塗りを重ね、仕上げていく工程となります。
中塗りの施工状況です。
スレート屋根のほか、棟板金や雨押え板金、その他雪止め金具などに対し、ハケやローラーを使い分けながら、塗装していきます。
屋根材の重なり部には、タスペーサーを挿入してあるので、塗料で塞いでしまう心配もありません。
中塗りを終えた後は、メーカーが定める次の上塗り工程までの間隔を適切に設け、十分に乾燥させます。
上塗りの施工状況です。
屋根塗装は、適切な3回塗り工程により、求められる塗膜の厚さを確保することが可能となります。
仮に、塗膜の厚さが不十分なままでは、いくらハイグレードな塗料を使ったとしても、その性能を十分に発揮することは期待できません。
標準の塗布量を守り、適切な手順を積み重ねることで、本来の性能を備えることができるのです。
屋根塗装が完了しました。
塗装色にはグリーン系を用いており、周辺とも調和し、モダンで気持ちのよい雰囲気となって仕上がっています。
なお、次回のブログでは、スレート屋根への塗装工事完成後の仕上がりについて、現場調査時の状況と比べながらご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
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