セメント瓦とモニエル瓦は違います!塗装には注意が必要です
いつもご覧いただきありがとうございます!
今回は塗装によるメンテナンスが可能な瓦のお話です。
瓦にも色々と種類があるのをご存知でしょうか?
中でも「セメント瓦」と「モニエル瓦」は塗装によるメンテナンスが可能なのですが、両者を見分けて塗料を選ばないと、数年で塗膜が剥がれるという事態になってしまいますので注意が必要です!
塗装の違いについて、詳しく書いていきたいと思います。
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セメント瓦とモニエル瓦の違い
セメント瓦とモニエル瓦はパッと見では見分けが付きません。セメント瓦は、その名の通りセメントを主成分とした瓦です。
一方モニエル瓦の主成分は、セメントに砂利を混ぜたコンクリートです。
「乾式コンクリート瓦」と呼ばれることもあります。
見分け方
小口(断面)を見ると、比較的わかりやすいかと思います。モニエル瓦は主成分がコンクリートで砂利が混ざっているので小口がざらざらしていますが、セメント瓦は平らです。
また、モニエル瓦の裏側には「M」のロゴマークが刻印されています。
セメント瓦のメンテナンス
セメント瓦は、そもそも防水性のないセメントが素材なので、防水塗装によるメンテナンスが必要です。
建築当初であれば表面に塗装がされているので問題はありませんが、経年劣化で塗膜の効果が薄くなってくるとセメントの素地が紫外線や風雨に晒され、水を吸い込んでしまいます。
そのままにしておくと、さらにセメントの成分が流出し、瓦の表面がざらついてきます。
建築当初であれば表面に塗装がされているので問題はありませんが、経年劣化で塗膜の効果が薄くなってくるとセメントの素地が紫外線や風雨に晒され、水を吸い込んでしまいます。
そのままにしておくと、さらにセメントの成分が流出し、瓦の表面がざらついてきます。
セメント瓦の塗装方法
1.まず高圧洗浄を行い、
2.
3.中塗り・上塗りをして仕上げます。
劣化した塗膜や汚れを十分に落とします。2.
状態に合わせてフィラー、シーラーなどの下塗り材を選び、ざらつきをなくしていきます。3.中塗り・上塗りをして仕上げます。
モニエル瓦のメンテナンス
モニエル瓦も元はセメント系の素材なので、セメント瓦と同じく塗装によるメンテナンスが必要です。
ただセメント瓦と違い、モニエル瓦には「スラリー層」というコンクリートを保護する層が表面にあります。
この層があることによって、セメント瓦との塗装方法に大きな違いが出てきます!
この古いスラリー層が残ったまま塗装してしまうと、塗膜が剥がれ落ちてしまうのです。
ですので、他の屋根に比べて高圧洗浄をさらに念入りに行い、それでも取り除けなかった個所は手作業でスラリー層を取り除く必要があります。
ただセメント瓦と違い、モニエル瓦には「スラリー層」というコンクリートを保護する層が表面にあります。
この層があることによって、セメント瓦との塗装方法に大きな違いが出てきます!
この古いスラリー層が残ったまま塗装してしまうと、塗膜が剥がれ落ちてしまうのです。
ですので、他の屋根に比べて高圧洗浄をさらに念入りに行い、それでも取り除けなかった個所は手作業でスラリー層を取り除く必要があります。
モニエル瓦の塗装方法
1.
2.
3.スラリー層が剥がれてこないのを確認してから、中塗り・上塗りを行う。
※剥がれがあるようなら再度スラリー強化プライマーを塗布し、粘着テストを行う
スラリー層を取り除く
ように入念な高圧洗浄を行う
2.
スラリー強化プライマーで
下塗りを行い、粘着テストを行う3.スラリー層が剥がれてこないのを確認してから、中塗り・上塗りを行う。
※剥がれがあるようなら再度スラリー強化プライマーを塗布し、粘着テストを行う
。
これを剥がれがなくなるまで行う。
セメント瓦とモニエル瓦のメンテナンス方法まとめ
以上、塗装方法の違いをご紹介しました。見た目ではほとんど違いの判らない瓦でも、塗料を間違うとせっかく塗装してもすぐに剥がれてきてしまいます。
モニエル瓦の塗装は、表面の「スラリー層」をしっかり取り除くことがとても重要な工程です!
さらに、専用の下塗り材が必要です。
是非、専門の業者さんに見てもらってください。
注意点
現在このセメント瓦やモニエル瓦が屋根に使われているという家は、築30~40年が経過していることと思われます。
今までは塗装でメンテナンスをしてきたけれど、この先も定期的に塗装をしていればいいのか・・・?
実はセメント・モニエル瓦は生産が終了していますので、部分的に修理するといった場合、同じ瓦は手に入らないと考えていいでしょう。
瓦自体に問題がなく、定期的な塗装によるメンテナンスが可能な状態であれば塗装で良いと思います。
しかし既に雨漏りが発生していたり、瓦が割れたり欠けているという場合、葺き替えをするのも一つの手です。
セメント瓦・モニエル瓦の屋根はカバー工法ができませんのでご注意ください。
コスト面も考え、長い目で見てどうするのが最善なのか、瓦屋根のメンテナンスをお考えの方は是非専門の業者さんにご相談ください。
今までは塗装でメンテナンスをしてきたけれど、この先も定期的に塗装をしていればいいのか・・・?
実はセメント・モニエル瓦は生産が終了していますので、部分的に修理するといった場合、同じ瓦は手に入らないと考えていいでしょう。
瓦自体に問題がなく、定期的な塗装によるメンテナンスが可能な状態であれば塗装で良いと思います。
しかし既に雨漏りが発生していたり、瓦が割れたり欠けているという場合、葺き替えをするのも一つの手です。
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