ALCってなに?外壁材?特徴やメンテナンス方法は?
いつもご覧いただきありがとうございます!今回は外壁材です。ひと口に外壁材と言ってもいろいろありますね。サイディングボードにさえ種類があります。
今回は「ALC(Autoclaved Lightweight aerated Concrete)」について少し詳しく見ていきたいと思います。
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外壁材、ALCってなに?
冒頭にも触れましたが
「ALC」とは「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の略です。直訳すると「高温高圧処理
された軽量気泡コンクリート」
となります。
そもそもコンクリートは
圧縮力に強く、ビルなどの建物を造る際に欠かせませんが、とにかく「重い」という欠点があります。
ALCもコンクリートなのですが、オートクレーブ処理されていることにより、気泡が大量に含まれるので
かなり軽い素材になっています。さらに、この気泡のおかげで
断熱性も兼ね備えているので、一般住宅の外壁材としても優秀です。
このALCを板状に成形したものが「ALCパネル」で、1960年代から日本では生産が開始されました。
主に旭化成のへーベルがALCの外壁としては
有名だそうです。
どんな特徴があるの? ―メリットとデメリット
メリット
先ほども記述した通り、気泡を多く含んだコンクリートなので、空気の層を作っています。そのため、1.断熱性・耐火性に優れている
2.遮音性が高い
3.軽量で耐震性がある
などというメリットがあります。
1.断熱性・耐火性に優れている
気泡が作る空気の層は、熱伝導率を低くします。そのため断熱性が高く、通常のコンクリートの10倍ともいわれています。断熱材と併用すれば、夏は涼しく冬は暖かいという住環境が維持できます。
また、元々コンクリートなので火に強く、万が一火事になっても有害な物質が発生しません。
気泡が作る空気の層は、熱伝導率を低くします。そのため断熱性が高く、通常のコンクリートの10倍ともいわれています。断熱材と併用すれば、夏は涼しく冬は暖かいという住環境が維持できます。
また、元々コンクリートなので火に強く、万が一火事になっても有害な物質が発生しません。
2.遮音性が高い
気泡が音を吸収するため遮音性が高く、防音壁として使用されることもあります。
気泡が音を吸収するため遮音性が高く、防音壁として使用されることもあります。
3.軽量で耐震性がある
ALCは水に浮くほど軽いコンクリートなので、強くて軽く、地震にも強いとされています。
ALCは水に浮くほど軽いコンクリートなので、強くて軽く、地震にも強いとされています。
デメリット
こうして見ると良いことずくめのように見えますが、デメリットも勿論あります。1.防水性が低い
2.費用が高い
3.つなぎ目が多い
以上、一つずつ見ていきます。
1.防水性が低い
一番のデメリットがこの防水性に関してです。
気泡を多く含むが故のメリットは多数ありますが、逆もあります。この気泡があるが為に、水を吸い込みやすいのです。塗装による防水処理が不可欠となります。
防水機能が落ちて内部に水が浸透してしまうと、劣化が早く進んでしまいます。断熱性も落ち、特に寒冷地では水が浸透したまま凍結するとひび割れができて耐久性も落ちる・・・といった悪循環に陥ります。
一番のデメリットがこの防水性に関してです。
気泡を多く含むが故のメリットは多数ありますが、逆もあります。この気泡があるが為に、水を吸い込みやすいのです。塗装による防水処理が不可欠となります。
防水機能が落ちて内部に水が浸透してしまうと、劣化が早く進んでしまいます。断熱性も落ち、特に寒冷地では水が浸透したまま凍結するとひび割れができて耐久性も落ちる・・・といった悪循環に陥ります。
2.費用が高い
ALCは他の外壁に比べると、価格が高い傾向にあります。外壁材としての耐用年数は長く、メンテナンスを的確に続ければ60年以上の寿命があるとも言われていますので、サイディングの耐用年数の倍ですね。
また、ALC外壁はJIS規格に認証されています。実際、東京スカイツリーや高層ビルなどの公共の建物に使われていますので、それなりの品質レベルと機能性が認められているということです。
ALCは他の外壁に比べると、価格が高い傾向にあります。外壁材としての耐用年数は長く、メンテナンスを的確に続ければ60年以上の寿命があるとも言われていますので、サイディングの耐用年数の倍ですね。
また、ALC外壁はJIS規格に認証されています。実際、東京スカイツリーや高層ビルなどの公共の建物に使われていますので、それなりの品質レベルと機能性が認められているということです。
3.つなぎ目が多い
ALCの外壁パネルは他の外壁材より規格が小さめなので、どうしてもつなぎ目が多くなります。
このつなぎ目に使用されるコーキング材は、状況にもよりますが5~10年に一度はメンテナンスが必要となります。コーキングの劣化によって雨水の侵入を許してしまうと、防水性の低いALCにはダメージが出てしまいますので、こまめなメンテナンスが必要となります。
ALCの外壁パネルは他の外壁材より規格が小さめなので、どうしてもつなぎ目が多くなります。
このつなぎ目に使用されるコーキング材は、状況にもよりますが5~10年に一度はメンテナンスが必要となります。コーキングの劣化によって雨水の侵入を許してしまうと、防水性の低いALCにはダメージが出てしまいますので、こまめなメンテナンスが必要となります。
メンテナンス方法は?
どんな物でもそうですが、定期的な点検をしてください(^^)/1.コーキングの亀裂・ひび割れ、塗膜の剥がれはないか
2.藻やカビの発生はないか
3.表面を触っても白い粉が付いてこないか
まずはこういったことに注意して見てみてください。
塗 装
「デメリット」のところで触れた通り、ALC外壁は防水性が低く水が浸透しやすい特性があります。そこでどうしても塗装が必要になります。しかも、透湿性能の高い塗料を塗装する必要があります。
何度も書いて恐縮ですが、ALCは気泡が多く含まれた多孔性の外壁です。目視では確認できないような小さな隙間から浸水が起こることもあり、そうして入り込んだ水が水蒸気となり、外へ出ていこうとします。その際、外壁が透湿性能の低い塗膜で覆われていると水蒸気が閉じ込められてしまいます。このときに、水蒸気が内側から塗膜を押し上げるので、外壁の膨れや剥がれが起こってしまうのです。
コーキング
次にコーキングの補修です。コーキング材の劣化から、雨水が入ってしまうことが多いです。特に目地に充填されているコーキング材は外壁材よりもはるかに寿命が短いです。5~6年経過した頃からは注意して点検するのが良いかと思います。
もし不安であれば、点検だけでも業者さんにお願いしても良いと思います。早めの対応であれば、コーキングも一部の補修だけで済んだり、とにかく費用を抑えられる可能性が高いです。
ALCは優れた外壁材ですので、しっかりとメンテナンスをして大切にしてあげてください😊
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