瓦は、トタンやストレート屋根に比べたら、5倍以上重たくなってます。
その分、地震の時は揺れやすく崩れやすいです。
しかし、今の住宅は耐震性を考えて作られていますから、
そう簡単には崩れませんし、瓦も落ちません!
しかし、1981年「新耐震設計基準」の施行以前の建物は、
今の耐震基準と違い震度5程度の地震に耐えられることが基準となっています。
それ以降の建物の設計法は「新耐震」と呼ばれ、震度6~7程度の地震では、
建物の倒壊のみならず建物内にいる人の命を守ることに主眼がおかれています。
この新耐震基準で建てられた建物は1995年の阪神・淡路大震災でも
大きな被害が少なかったということが分かっています。