軒天の通風孔は屋根裏の換気に重要!!湿気は健康に影響も。
前回は軒天の必要性や役割についてご紹介しましたが
今回は換気についてご紹介します
軒天からの換気の必要性屋根裏の換気は通風孔から行いますが、なぜ換気が必要なのでしょうか?
一言で言ってしまえば屋根裏に侵入した水分を外に逃がす目的があります。
侵入した水分を放置しておくと躯体の劣化が進み家の強度に影響が出てきます。
侵入する水分としては、室内からは水蒸気、外からは雨水が入り込みます。
室内からの湿気は、温められた空気が上昇して
屋根裏まで来た時に外の冷えた空気に触れることによって
水分に変化します。
その水分が野地板などにつくことによって
木際の腐食が進みカビの原因になってしまいます。
近年の住宅では、断熱性や気密性が向上ししているため
昔の家よりは乾燥性が低下しているといいます。
快適に過ごせるようになった分、気密性が増し湿気がこもりやすくなっているといえます。
そういったことからも換気の重要性はわかりますね。
躯体の腐食が進んでカビの発生の原因にも
水分が浸入して躯体の腐食が進むとカビの原因になります。
カビはダニの餌になり、ダニの死骸はいろんなアレルギー症状を引き起こします
アレルギー性鼻炎やアトピー、かゆみ、結膜炎、気管支喘息などがあります。
家と、健康の症状に因果関係があるなんてあまり考えないかもしれません。
これは、極端な例かもしれませんが家族が住む家だから
安心して長く住める環境にしたいですね。
場所が狭いからと言って無理をしない
最近ではDIYも流行っているので自分で塗装の塗り替えなどを行う方も増えているようですが
上を向いて高いところで行う作業になりますし、ほかの場所が傷んでいても気が付かず
そのまま上から塗ってしまっても意味がありません。
ですので、少しでも気になる場所があれば
プロの方に任せて診てもらうことをお勧めします。
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