防水シート。アスファルトルーフィングと改質アスファルトルーフィングの違い
こんにちは!!
今回は屋根材の下に敷く防水シートについて皆さんにご紹介させて頂こうと思います。
まず、屋根はコンパネ(野地板)という木の板の上にルーフィングという防水シートを敷く事で雨水の侵入を防いでいます。
そして、ルーフィングはアスファルトルーフィングと改質アスファルトルーフィングのふたつに分けられます。
一般的にルーフィングといわれるのはアスファルトルーフィングになります。
アスファルトというと道路などに使用されるアスファルトと同じで、厚紙や不燃布にアスファルトをしみ込ませたシートがアスファルトルーフィングです。
アスファルトが防水の役割りを担い、屋根から家への雨水の侵入を防いでくれます。
改質アスファルトルーフィングはポリマーや天然アスファルトなどを加えることで性能を向上させたアスファルトを使用します。
色々な面でアスファルトルーフィングよりも高性能になっています。
最近では使用されることが多くなっています。
アスファルトルーフィングとの違いは設置時に使うタッカー留めにあります。
ルーフィングはタッカーと呼ばれる大きなホッチキスで野地板に留めていくのですがホッチキスで留めるということは少なからず穴がルーフィングに空いてしまいます。
この穴は基本的には小さな穴なので問題ないですが経年劣化でそこから雨水が侵入することがあります。
改質アスファルトルーフィングはタッカーにまとわりつく力が通常のアスファルトルーフィングよりも強いので防水性が上がります。
費用も改質アスファルトルーフィングの方が高くなります。
アスファルトルーフィングは熱や酸化によってアスファルトの硬化が劣化の原因になります。
試験結果からも15年~20年の耐用年数があると考えられています。
最後まで見て頂いてありがとうございます。
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